#お知らせ
~人も自然も。ともによくなる航海図を描く~
「ネイチャーポジティブ社会実装論」はじまります
このたび、ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点が企画する「ネイチャーポジティブ社会実装論」が、東北大学のカレント・トピックス科目に採択され、令和8年度前期に開講することとなりました。
カレント・トピックス科目は、東北大学の全学教育の展開科目(総合科学)として設置され、最新の社会動向や科学技術、時事テーマを扱う科目群です。
本授業では、アカデミア・企業・行政等の第一線で活躍する実践者をゲスト講師に迎え、それぞれの立場から同じ問いを囲み、対話と現地実習をとおして、「ネイチャーポジティブ」の理念や現状についての理解を深めます。
それは自社の意思決定を見つめ直す時間に、問いをキャリアに重ね合わせる時間になるはずです。
本講義には、企業が「共学」という形で関わることができます。
「協賛」ではなく、未来を担う世代と同じ問いを囲む共学。
それは単なる資金支援ではありません。
ネイチャーポジティブは、一部の専門家や研究者、企業や団体だけが担うものではありません。
社会全体で向き合うべき問いです。
協賛企業は、講義やオープンイベントを通じて学生や研究者と直接対話することができます。
学生や多様なゲスト講師の視点に触れながら、ネイチャーポジティブの社会実装をともに考えていただければ幸いです。
本講義の背景や想いはコチラにも別途掲載しています。併せてご参照ください。
本年度のお申込み受付は終了しました。
たくさんのご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
「共学」に興味をお持ちの方からのお問い合わせは、引き続き歓迎しております。
今後の機会についてもご案内できますので、ページ下部に記載の担当者まで、 どうぞお気軽にご連絡ください。
募集内容
「ネイチャーポジティブ社会実装論」の趣旨に賛同し、学生の学びの支援のため、本講義に協賛いただける企業を募集します。
〇協賛金額:30万円~/1社 ※本講義の実施運営等に活用します。
〇募集数:3社
〇募集期限:3月16日(月) ※ただし、3社決定次第、締め切らせていただきます。
本年度のお申込みの受付は終了しました。
〇申し込みから入金までの流れ:
①申込フォームから申し込み → ②面談 → ③入金(3月末めど)
1)申込フォーム
2)面談: 担当から意向確認と詳細説明をさせていただきます。ご質問等ありましたらあらかじめ申込フォームにご記入ください。入金は面談後にお願いいたします。
3)入金:協賛金は東北大学基金の「自然共生未来基金」に入金いただきます。(「寄附」の扱いになります。)
自然共生未来基金 | 東北大学基金
〇協賛企業の特典
・東北大学基金へご寄附には、税制上の優遇措置がございます。(法人・団体からのご寄附は、当該年の確定申告をしていただくことにより寄附金額全額の損金算入が可能です。)
・NP拠点のHP等で企業名・ロゴマークなどを掲載させていただきます。
〇本講義へのオブザーバー参加について
・講義概要及び各回のテーマ・講師は下記をご参照ください。協賛企業からのオブザーバー参加は、1社につき各回2名を上限とさせていただきます。(現地実習の参加も可能です。)
・講義は原則対面実施です。オンライン併用の予定はございませんので、あらかじめご了承ください。また、講義参加に係る諸費用につきましては各社にてご負担くださいますようお願いいたします。
講義の概要
開講期間: 令和8年度前期(4月~7月)
開講曜日: 火曜日・2限(10:30~12:00)
講義日: 4月14日・21日、5月12日・19日・26日、6月9日・16日・30日、7月7日・28日
講義室: 川内キャンパス 講義棟A棟 講義室A304(3階)
川内キャンパス(Aエリア) | キャンパス | 大学概要 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
※講義棟A棟はマップの「A 03」です
履修学生の定員: 20名
講義形態:
〇座学…原則対面実施。動画や資料等による事前学習・課題実施等を前提に、教員、ゲスト講師、履修生が対話形式・グループワーク形式で、ネイチャーポジティブな社会に向けた様々なテーマについて議論し、理解を深める。
〇実習…7月に南三陸町で2泊3日の現地実習を行い、ネイチャーポジティブな地域づくりに向けた課題とヒントを探る。
※上記カリキュラムの他に、ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点主催の交流イベントを4月28日(火)、6月2日(火)、6月23日(火)に計3回予定しております。詳細は、協賛企業の皆様におってご連絡差し上げる予定です。
各回のテーマと講師
第1回(4月14日):オリエンテーション及び本講義のテーマ説明

講師:近藤 倫生(東北大学大学院生命科学研究科・WPI-AIMEC教授)※以降の回にも毎回参加します
講師コメント:
講義の進め方や事前学習課題の提示のほか、東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点の取組など、本講義のテーマに関する背景説明を行います。
2回(4月21日):自然を用いた社会課題解決:ブルーカーボンを事例に

ゲスト講師:桑江 朝比呂(港湾空港技術研究所沿岸環境研究領域長)
講師コメント:
ブルーカーボンの分野で起きていることは、将来ネイチャーポジティブの分野でも起きることが多いように感じています。科学、政策、社会実装の3つの視点から、タイトルの内容を議論しましょう。
第3回(5月12日):ネイチャーポジティブの世界の動きと、毎日の暮らしの関係

ゲスト講師:藤田 香(東北大学グリーン未来創造機構・大学院生命科学研究科教授 / 日経BP ESGフェロー)
講師コメント:
ネイチャーポジティブは世界で定めた国際目標ですが、決して縁遠い話ではなく、暮らしと密接に関わるテーマです。受講される皆さんも、日々の暮らしから、企業活動、世界へと目を広げていきましょう。
第4回(5月19日):企業の自然資本経営が広がるには?

ゲスト講師:沖 宏治(MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社サステナビリティ推進部部長 / MS&ADインターリスク総研株式会社基礎研究部長 / 東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点客員教授)
講師コメント:
グローバルなサステナビリティ・ネイチャーポジティブ関連動向、TNFDなど、企業がおかれているビジネス環境を学び、具体的な取組事例から、今後自然資本経営が広がるために必要な要素を探ります。
第5回(5月26日):音楽・美容・環境、好奇心でやりたい世界を実現するための発想と行動

ゲスト講師:小田切 裕倫(東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点運営統括 / ビジョナライザー)
講師コメント:
音楽、美容、環境という異なる領域を、未経験から段階的に横断してきた経験をもとに、疑問を「問い」に変え、行動につなげる方法を扱います。小さな実験、学び直し、協働のつくり方を通じて、ネイチャーポジティブの実装につながる発想力を養います。
第6回(6月9日):地域密着型の研究から考えるネイチャーポジティブと自然教育

ゲスト講師:阿部 拓三(南三陸町自然環境活用センター(南三陸ネイチャーセンター)研究員)
講師コメント:
地域のネイチャーポジティブには教育の視点は欠かせません。ここでは、子ども達への教育活動における地域密着型研究の意義について、現場での体験を通して考えます。
第7回(6月16日):“環境情報化”とネイチャーポジティブ

ゲスト講師:篠崎 裕介(株式会社国際社会経済研究所(IISE)ソートリーダーシップ推進部プロフェッショナル)
講師コメント:
ネイチャーポジティブは理想だけでは進みません。企業はTNFDなどで、自然との関係を言葉と数字で説明することが求められます。環境情報化(データ・AI・連携)で「見える化」すると、迷いが減り、行動が変わります。その入口を事例と一緒にご紹介します。
第8回(6月30日):豊かな海ってなんだろう?

ゲスト講師:西川 絢子(環境省水・大気環境局海洋環境課海域環境管理室室長)
講師コメント:
日本の沿岸域における環境政策の歴史や地域ニーズの変遷を振り返りつつ、豊かな海の概念や実現に向けたアプローチをともに考えましょう。
第9回(7月7日):地域で学ぶネイチャーポジティブ:現場で現物に触れ現実を知る

ゲスト講師:太齋 彰浩(一般社団法人サスティナビリティセンター代表理事)
講師コメント:
現地実習の準備として、南三陸を例にネイチャーポジティブを目指す地域の実情をご紹介します。中間支援者の役割や、研究者が地域に入ったときに起こる相互変容についても話題にします。
第10回から第14回:南三陸町での現地実習(2泊3日の集中講義)
テーマ:地域×ネイチャーポジティブ ~持続可能な地域づくりの実現に必要なこと~
実施日:7月18日~20日
履修生は「社会起業家」になりきり、森里海の実際のフィールドを体感し、持続可能な地域づくりの妨げとなっている課題の特定を行う。そして、ネイチャーポジティブの文脈から外れることなく、その解決策を考え提案することを通じ、ネイチャーポジティブをはじめとする社会課題への向き合い方を学ぶ。
第15回(7月28日):振り返り発表
お問い合わせ
ご質問等は下記担当者までご連絡ください。
担当: 小林知里(ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点)
E-mail:chisato.kobayashi.e1@tohoku.ac.jp
TEL:022-795-6688